少年たちの本当の目的は…? 小説 「スピン」を読んでみた。【感想】

ども、aileと申します(*・ω・)ノ

 

 

少し前に読んだんですが、ある目的に向かった構成がしっかりしていて

面白かったのでご紹介します!

 

スピン (角川文庫)

 

本の紹介

タイトル「スピン」 

 

著者 「山田悠介

若者に絶対的な支持を得ている山田悠介さん。

2001年に「リアル鬼ごっこ」で作家デビューし、2005年からは「B-QUEST」で「パラシュート」を連載中されました。

 

その他の作品としては「スイッチを押すとき」,「親指探し」,「オール」などがあります。

 

 あらすじ

ネットで知り合った、顔を知らない6人の少年たち。

 

「世界を驚かせてやろうぜ」

 

その一言で、彼らは6都市で同時刻にバスジャックを開始した!

 

そんなバスに運悪く乗り合わせたのは、正月早々バイトをクビになった無職の奥野修一。

コンビニで万引きをしてしまい、店員から逃げたあげくに乗り込んだバスがジャックされてしまったのだ!

 

少年谷の目的地は東京タワー。

果たしてら台のバスの結末と、乗り合わせた乗客の運命は…?

 

おすすめポイント

6人の様々な視点から物事を見ることができるので、とても面白いです。

また、1人ずつ全く違う人生歩んでいるのですがどこか共通しているところもあり、 仲間意識があるのでしょう。

同じ目的に向かってそれぞれ違う形で、目指す姿はとても絵になります。

 

バラバラに散らばったパーツが最後に完成するような感じです。

一人の視点が長くもなく短くないので程よくちょうどよい感覚で読めるのでスラッスラという感覚です。

 

やはり、若者に支持を得ているという点でとても読みやすく、幅広い層で読まれてます。

 

登場人物の様々な過去

それぞれの登場人物にそれぞれの過去があるため一人ひとり違う過去を持っているためそこも一つの見どころ。

しかし、お互い違う過去を持っているのですがどこか”共通点”に似たようなものがあり、読み進めていくにつれてそこがわかっていくのが面白い。

 

現代でも少し似たような現象がありますが、例えばいじめで不登校になりネットに自分たちの居場所を移すなど。

 

この小説では見事にそこを書かれており、表現の仕方がいいな、と思いました!

 

好き嫌いが分かれるラスト

正直ラストは「これはちょっとな…」と感じざるを得ません…。もう少し大きな組織が動いてると思ったら意外とそこまで書いておらず、微妙な終わり方です。

 

よくありがちなラストのため、期待しすぎるとガッカリする可能性が…

途中までは「どんな終わり方なんだろう…」すごいワクワクしていたため、もし読まれる方はラストで好き嫌いが分かれると思います。

 

その他は、特に気になることはありませんが内容自体は簡単なため「もっと重い設定を読みたいぜ!」という方はお勧めしません。

軽く暇つぶし程度にはもってこいです!

 

まとめ

ネットでここまで相手を信用し行動を起こせることに驚きでした。現代ではほとんど相手を完全に信用することはかなり難しいですよね。笑

 

でも、ゲームのオフ会とかたまに見かけると、ネットで知り合ってこうやって楽しめるのは羨ましいな、と感じてしまう今日この頃。

 

しかし、今回みたいに犯罪をしてしまうのは問題ですが笑

まぁ、これも小説の醍醐味ってことですね。

 

さて、今回はこの辺で。

ではでは!

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